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現在、環境問題や貧富格差、教育問題、少子化などさまざまな問題が起きています。これらの問題は、国や自治体などが取り組むことで自分たちには関係ないと、他人ごとと思われる方もいるでしょう。しかし、一人ひとりの行動が積み重なって大きな影響を及ぼしていることは間違いありません。その中で特に影響を及ぼしているのが私たちの経済活動です。

自社商品の販売や利益のために環境破壊が当たり前に行われていますが、それは果たして正しいことなのでしょうか。今を生きる私たちは不自由なく生活できますが、その一方、共有財産である地球環境を壊してしまえば、未来の子どもたちの生活はさらに苦しくなります。

このような、今起きている様々な問題を他人ごとではなく、自分ごとと捉えるべきだと、私たち重機グループは考えました。

では、どうすれば環境保全に貢献できるでしょうか。経済活動を止めてしまっては事業は成り立ちません。環境へ悪影響を及ぼさない事業に切り替えることも現実的ではありません。今の事業を行いながら、追加で何かボランティアを始めれば良いのでしょうか。重機グループはそうではないと考えています。

地球という共有財産を長期にわたって持続可能な形で制御しながら事業を行う、これが重機グループの信念です。

重機グループでは、建設機械の販売修理に加えて、太陽光発電システムや環境に配慮した空調機器の販売、ZEB（ゼロエネルギービル）のプランニングを事業とすることで、地球にやさしい製品が社会全体に拡がることを目指しています。

また、重機グループは、地球保全だけでなく地域を守ることも重要な使命だと考えています。そもそも会社とは、事業そのものが地域の人に必要とされ初めて成立します。

私たちは、自分の家族や会社の仲間、仕入先や得意先、病院、学校など、幅広く自分に関わるコミュニティを持っています。そして、そのコミュニティの集合体が地域です。なにかする時は、いつも誰かの助けがあるからこそ私たちは生活ができます。その中で企業は、関わる人が安心して働き、生活する基盤を提供する役割を担うべきだと考えています。

重機グループは、BCP対策の提案、災害時には地域の人へ建設機械の無償供与や避難所として事務所を開放する体制づくりを行っており、これらは地域のインフラの支えとなります。

つまり、事業を行うこと自体が地域の一員としての社会的責任を果たしていると考えております。

私たち重機グループは、これからも自分ごとと捉え、持続可能な形で環境保全と地域を守る事業を日々行ってまいります。